真空管の高圧の電源部分には、酸化金属皮膜抵抗や巻線抵抗,メタル・クラッド抵抗などを使用します。一般的な炭素皮膜抵抗を使用するとコンデンサのピーク電流で経年劣化によりショート状態になる場合があります。注意してください。 |
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ソリッド抵抗 |
経年変化やばらつきは大きいが、高周波特性に優れている。 |
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炭素皮膜抵抗 |
幅広い一般的な用途に使用される。P型抵抗はスパイラルカッティングにより抵抗値を作り上げているので1Mhzあたりから上はインダクタンスの影響がある。 |
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金属皮膜抵抗 |
誤差1%以下または温度特性が50ppm/℃以下の高性能用途に使用される。 |
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酸化金属皮膜抵抗 |
大電流用途には巻き線タイプが使用されるが、電源部分のワット数の大きな用途には最適。 |
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巻線抵抗 |
セラミックにニクロム線などを巻き付けたタイプ。構造的にインダクタンス成分を持つために高周波回路には向いていない。電力容量の大きな用途と精密抵抗とがある。(誘導巻き・無誘導巻きがある) |
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メタル・クラッド抵抗 |
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セメント抵抗 |
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金属箔抵抗 |
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