CDトランスポート
1.ATAPIコントローラ  
 パソコンで使用していたATAPIインターフェイスのDVDドライブが余っているので再利用を考えてました。
自分で最初から作る能力はないのでネットで見つけたコントローラを採用し、トランスポートとして完成させる事にしました。コントローラは、キットや完成品として安くネットで購入することができるのですが、作る楽しみを味わう為に基板を作る事にしました。
 
 ATAPIドライブを動作させるためにマイコンを使用したコント ローラを作ります。
ネットで調べると、「ATAPIコントローラとは」 というホームページでアトメルのATmega164Pを使用したコントローラを開発販売しているサイトがありました。
ほかのサイトを見ていると、「ATAPI CD-ROMドライブコントローラ
という上野さんのサイトのAT90S8515を使用したコントローラを使用した作品が色々アップされていました。
上野さんのサイトには、ソフトウエアがアップされていましたので即採用することにしました。
PICマイコンのライターは自作して持っていますが、アトメルのライターは持っていません。秋月で安く販売していたので買ってしまいました。
まずは、使い方を覚えるためにパソコンにインストールして動かしてみました。

上野さんのホームページにアッセンブル前のアッセンブラプログラムがあったのでライターに付いていたソフトでアッセンブルしてみました。どうも記述に一部おかしいところがありエラーが出て変換出来ませんでした。ソフトにより一部記述違いがあるのかもしれませんが、修正してアッセンブル出来るように変更しました。
 
2.CDトランスポートの自作  
 部品を買いに、秋葉原をウロウロしていたら中古のCDドライブが目にとまった。ソニーNECオプティカルの最終CD−ROMドライブのCDU5225である。動作保証のない製品であったが、100円とのことで即購入してしまいました。
アトメルのマイコンは、AT90S8515が高価だったのでAT90S8535を購入しました。(ピン配置が異なるのとADが内蔵されたバージョンで他は変わりないという理解による)
電源は、一般的にはスイッチング電源を使うのが発熱やスペースの点で妥当なのかもしれませんが、リニア電源を採用することにしました。(CDオーディオを意識してなるだけノイズ源を持たない構成)
12Vと5Vの1A以上の電源が必要なので電流容量の大きな三端子電源を選びます。秋月にKA350という3Aの可変型レギュレータがあるので使用することにしました。
上野さんのサイトにアップされているソフトを下のように変更してAVR_Studioで再度Buildしてヘキサファイルを作ります。
  【10行目】
 .include "8515def.inc"     →   .include "8535def.inc"

【29行目】
. def total_track = R00     →   R0
 .def total_minute = R01    →   R1
. def total_second = R02    →   R2
. def total_frame = R03     →   R3

. def track = R04         →   R4
. def minute = R05        →   R5
 def second = R06        →   R6
 .def frame = R07         →   R7

. def playing_track = R08    →   R8
 .def playing_minute = R09   →   R9

【1320行目】
 lcd_init:
 ldi counter,0x250        →   ,0x25  
    2012/7/7 UP
*10行目以外は、AVR_StudioでBuildするときにエラーがでたため修正した部分です。 
   
   
   

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