SP箱の自作
1.バックショートホーン  
 左の箱は、エレクトロボイスのコーナー型後面ショートホーン型で通称EVホーンと呼ばれています。
現在は、この図面を参考に立方体の箱に後面ショートホーンを適当に作り込んでローサーのスピーカーを組み込んで使っています。
 このスピーカーは、箱の置き方で特に低域の特性が変わります。
一応ローサーらしさは出してくれています。 
2.エンクロージァー作成工具  
ジグソー
  特に自在に曲線的にカットすることができる工具でスピーカーの穴を開ける時に使用します。
 電気ドリル
   ねじや端子など小さな穴を開けル時に使用します。
多少高価になりますが、回転数のコントロールができる物を選ぶと金属加工の時のタップ切りや40mmφくらいまでの穴を開ける事ができて便利です。
 サンダー
   木の表面にヤスリ掛けをする電動工具です。
仕上げをするときに使用するととても綺麗に仕上げる事が出来ます。
 ノコギリ
   木を切る時に使います。(当たり前)
3.ローサー用ボックスの自作  
 小型の箱で下の図のようなバスレフに近い動作の箱を検討中です。
バスレフト異なるのは約20mmφの穴をいくつか開けることで低域の特性を調整することです。 フルレンジとして使用しますが10KHz以上にコンデンサースピーカーをプラスする仕様とします。 寸法は、今後調整します。
 スピーカーボックスを作る為には、まず木材を選ぶ必要があります。市販の箱で一般的に使われているものに「MDF」があります。値段が安く量産向きなため使われていますが、せっかく自作するのであれば私は選びません。
自作でよく使われるものに「ラワン合板」と「シナ合板」があります。シナ合板は、ラワン合板の表面にシナ材を貼り合わせた合板で表面がとてもきれいなため見た目もよい箱を作ることが出来ます。
 さらに高価な材料ですが、「シナアピトン」と呼ばれる合板があります。この他マニアの方々は、色々な無垢材を使って制作されています。
今回は、「シナアピトン」を使用して作ってみようと思います。
 
 試行錯誤して行く中でダブルバスレフという方法をネットで見つけ欠点もありますが小型ボックスで可能性がありと思い検討することにしました。
箱の中を二つに分けるのですが立方体より三角に区切ることで平面を少なくする(反射を避ける)という文言に納得し選びました。
  2017/5/21 up
 
   
   

M.I.の趣味の部屋