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RCDライター (FENG3のホームページ) '11/7/5リンク変更 |
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今の電気製品には、マイコンが使われていることが非常に多い。ありがたいことに昔と違い簡単にマイコンを自作する事 ができます。そこでラインナップが多く入手が簡単なPICマイコンのライターを作ることにしました。
インターネットで色々調べると、何種類かのライターの回路図を知ることが出来ました。その中から下図に示すものが外部電源を必要としない簡単なハードウエアと言うことで選びました。 |
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【PICライター回路図】 |
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● 回路の動作説明 |
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この回路は、「JDMプログラマ」と同様に232Cインターフェイスの3ピン(MCLR)より電源を作っています。
書き込み中は、DATA,CLOCKもダイオードを通して5V系の電源に寄与しています。
上の回路では、初期状態で3ピンがマイナス(-7~-12V,ノートパソコンは電圧が低い)のためツェナーダイオード(順方向)を通って470μFにチャージが行われます。
この時にPICマイコンには電源の供給はありません。次に、3ピンが、マイナス電位からプラス電位に変化し始めますと、0.6V(Vf電圧)までは、5V電源は0Vですが、Vp電源には470μFに蓄えられた電圧+Vf分の電源が供給されます。その後、3ピンの電圧上昇と共に5V電源が供給されます。
「JDMプログラマ」は5Vが先に供給されますが、こちらはVp電源が先に供給される回路になっています。
5V電源を先に立ち上げないといけないPICでは、DATA,CLOCKを先に動かして対応しているのかもしれません。 (推測)
10k+0.1μFは、3ピンの電圧(0V以上で)切り替わり時に負荷として働き、(ないと0~1.5Vあたりが無負荷)遅延に寄与しています。
この回路の最大の欠点は、Vp電源です。470μFに蓄えられた電荷のみで電源を構成している為安定に長時間電圧を供給出来ません。(ほとんど問題は起こらないと思いますが) |
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書き込みソフト「PIC Prog4U」'11/7/5リンク変更 |
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RCDライター用に書き込みソフトとして選んだものがこのフリーソフトです。
実際に、製作したライターを232Cで繋げ上の写真のようにPIC12F629を付けて立ち上げた表示を下に示します。
これで、ソフトを書き込む準備が出来ました。まずは、簡単なものを作ってみたいと思います。 |
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☆バージョンアップ (2008/09/14) |
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書き込みソフトがバージョンアップ(Version 1.2.8.A)してさらに洗練されて使いやすくなりました。
Writer509にも対応しているので引き続き使用します。 |
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現在のバージョンでは、一部のPICを書き込むことが出来ないようですが次期バージョンで対応予定とのことでゆっくり待つこととします。
早速、バージョンアップで(Version 1.3.0.)ほぼ対応できるようになりました。
2008/10/20
現在、Version 1.3.2.bがアップされています。
2009/4/15
現在、Version 2.2.2がアップされています。
一部のライターで30Fまで対応してます。
2010/2/8
現在、Version 2.3.0がアップされています。
2010/9/9 |
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MPLAB IDE (エディタ・アッセンブラ・MPLINK・MPLIB・シミュレータ統合ソフト) |
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MPLAB IDEのバージョン8.10をインストールする場合正常に完了しても起動するとロゴを表示しその後終了していまい起動できない不具合が発生しました。インターネットで調べると原因は、WindowsのユーザーIDが日本語の為に発生するようです。
バージョン7.6X以降では、プロジェクトの中間ファイルをユーザー環境変数の「TMP」で指定されるフォルダーに出力しますが、2バイト文字を認識できずに終了してしまうとのことです。
したがって対策は、ユーザーIDを1バイト文字のアルファベットに変えることにします。コントロールパネルのユーザーアカウントにより名前を変更し再起動します。
変更されたアカウントで起動できましたが、ユーザー環境変数が変わっていませんでした。
そこでコントロールパネルのシステムの詳細設定の環境変数を開き、「TMP」のフォルダー名を変更しました。
また、一度インストールしていますのでアンインストールしてもレジストリに前の情報がのこっている可能性があるので、レジストリエディタ(regedit.exe)を立上げ「MPLAB IDE」の項目を削除しました。
再度、再起動を行いインストールします。OK!!です。
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