その他の部品
1.コンデンサ  
ASC メタライズドポリカーボネイトコンデンサ
   オーディオ信号系のカップリングコンデンサに使用します。クセのない(少ない)音を聞かせます。
双信電機 メタライズドマイラーコンデンサ
   特に半導体によるアンプを製作するときには、電源や信号ラインのカップリングコンデンサに使用していました。
残念ですが、今は廃盤になってしまいました。
NEC タンタルコンデンサ
   電話の交換機などに使われている(いた?)通信工業用タンタルコンデンサで、耐圧は15Vしかありませんが390μFでプリアンプのカソード自己バイアス抵抗にパラって使用します。
双信電機 SEコンデンサ
   イコライザやフィルター用コンデンサとして使用します。
CDなどのアナログフィルターやPLL用フィルターなどに使用しています。
サンヨウ OSコンデンサ
   デジタル回路の電源のデカップリングコンデンサやパスコンとして使用しています。
フィルムコンデンサ
    電源のカップリングコンデンサに電解コンデンサの代わりに使うため選んだものです。(47μF,630V)
2.抵抗  
メタルクラッド抵抗
   カソードの自己バイアス抵抗や電源のフィルター用抵抗に使用します。放熱の良い場所にネジどめして使用します。
●タンタル金属皮膜抵抗
   現在使用しているすべての機器に使用している私の標準抵抗です。単品評価であまり良くない結果が出ていたりしますが、音質評価も問題ないと思います。
ビシェー金属薄膜抵抗
   一般的な抵抗の高周波特性は、左図の等価回路で示すようにL,C成分により変わってしまいます。
この抵抗は、薄膜のパターンにより高周波までL,C成分をキャンセルするような構造をしています。
私は特に数MHz以上の信号を扱う必要とする部分に限定してこの抵抗を使用しています。
3.トランス  
RS−700
   プリアンプ&パワーアンプ増幅段用電源トランスに最適なトロイダルトランスです。
オーディオ全盛の時にタンゴより発売されました。
±50V,17.5Vで0.7Armsの2次出力で、1次−2次間のシールド付となっています。
私は、このトランスを使い±55Vのシャントレギュレータでプリアンプの電源を作りLR独立電源で使用していました。
PC−3005
   タムラの角形の真空管用電源トランスです。
少し贅沢をして使用してみました。
JS−6123H
   ヒノオーディオで販売しているコストパーフォーマンスの高い20Wシングルの出力トランス。
残念ながらヒノオーディオは無くなってしまいました。
4.その他  
リレー
   プリアンプなどの入力セレクタに使用します。
信号ラインを引き回さずに最短でレイアウトすることが出来ます。
出力端子
   真空管ソケット同様色々ありますが、これも何種類か使用しています。
基本的に見た目のしっかりした物を選んでいます。
ソルボセイン
   自作のケースに衝撃吸収素材のソルボセインを使用しています。
ラインアンプやプリアンプの内部ケースもソルボセインで振動吸収させてマイクロフォニックノイズを低減させています。
  真空管ソケット 
 

 
形状  取り付け穴 例 
UX4ピン 32mm 2A3,300B
UY5ピン 32mm 807,76
UZ6ピン 32mm 310A
UT7ピン 32mm 837 
オクタル8ピン 28〜32mm 6V6,EL34
ロクタル8ピン 32mm 7F7,7C5
MT7ピン 16mm 6AV6
MT9ピン 19mm 12AX7,12AU7
マグノバール9/12ピン 27mm WE418A,437A
コンパクトロン9ピン 25mm 6JE6,6KV6
UF5ピン 32mm PX25,PX4
  ソケットは低価格な物から高価な物まで色々ありますが、
使用実績のある手頃な物を以前から使用しています。
   
 
UF5ピン オクタル8ピン
  グリッド/プレート・キャップ
 
サイズ
9/16インチ(14mm) 811
3/8インチ(9mm)  807
1/4インチ(6mm)  6J7
   

M.I.の趣味の部屋