カーキ・フィールド・オート　（ハミルトン）

ウイリアムズF1チームデイデイト　（オリス）

上のデータは、びぶ�ｶにより測定したものです。メカ時計は毎日時間を合わせて使用すれば、特に問題無く調整する必要はありませんがせっかく環境が整っているので調整することにしました。 実際、メカ時計は方向やゼンマイの巻かげんなどにより多少異なりますが、＋３６秒／日を＋１０秒／日ぐらいに合わせるつもりで進めます。  ■   どのような時計にも誤差は存在します。　一般的な値を下にあげておきます。    　　　機械式時計　　±２０秒／日 　　　クロノメーター　−４〜＋５秒／日 　　　クオーツ　　　　±１０秒／月 　　　電波時計　　　　　１／１０万秒

電池交換でも注意事項で上げましたが、右の写真のようなゴム製の指サックをはめて作業をします。 オリスの時計は、海外製のためか購入当初より少々進み過ぎの状態でした。 使用していて油が切れて時計が遅れたり進んだりすることがありますが、この場合はオーバーホールする必要があります。
	ウイリアムズF1チームデイデイトは、裏蓋が４つのネジでとめられているので精密ドライバーを使います。 蓋が手で開けられない場合はコジ開けの道具を使います。 ムーブメントを簡単に取り出せるので作業しやすくするためユニバーサル機械台に載せます。
	上の写真のように自動巻の部分を外します。 テンプのちょうせいを左の写真の緑の円で囲った部分を左右に動かすことにより片振りを調整し、次に赤の円で囲った部分を動かして時間の進み具合を調整します。 クリティカルなので根気がいると思います。 調整が出来たら自動巻の部分を元に戻してケースに戻します。 Ｏリングを綺麗にしてからシリコングリスをつけて蓋を閉めネジどめします。 以上で終了です。 もし自分で調整をする場合は、自己責任で行ってください！

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