CD−Rオーディオ
1.光ディスク  

 等々パソコンのドライブとしてCDドライブが姿を消してしまった。
CD,DVDをリードライトできるコンボドライブが3000〜4000円程度で購入できるからである。
しかしオーディオから見た性能を考えると高速,DVDをメインに設計されたコンボドライブを使用するのに疑問がのこる。
現在購入出来るのは、オーディオCDレコーダーか市場に残り少ない在庫のCDドライブである。
音楽を録音して残す手段は色々あるが、扱いやすさとしてのCD(CD−R)も捨てがたい方法である。
ここでは、オーディオのためのCD−Rについて考えて行きたい。

メディア CD−ROM CD−R CD−RW
記録方式 プレスによる凹 色素変化記録 相変化記録
反射層 アルミ 銀(金) アルミ
記録層 有機色素 特殊合金
寿命(参考) 20年〜 10年〜 10年〜

 CDが出来た頃は、寿命が長いといわれていたが、反射層の腐食や記録層の光や熱による科学変化、基板となるポリカーボネイト層の寿命などにによりそれほど長くないことがわかってきました。
このような事を理解した上で、うまく使って行きたいとおもいます。

2.メディア(CD−R)  
XCD−R74S
   以前に使用していたオンキョウの4倍速対応CD−R。
CD−R発売当初は、反射層に金を使用したものが多かったがコストダウンにより今ではほとんどが銀になっている。
CDR−74MY
   太陽誘電(株)のマスターディスク用CD−R。
エラーレート,ジッター等を極限まで抑える為に特別に製造したもの。
MUR74GT1
   三菱化学メディアのオーディオ用CD−R。
スーパーアゾを使用し、メディアの振動を抑えるため発泡コーティングを採用しています。
MFSL24k Gold ULTRADISK CD-R
   通販で見かける海外のCD−Rです。今まで知らなかったのですが
「グリーン・スリーブ/伊藤潮」のマスター・クォリティCD−Rに使用されているものを入手して知ることとなりました。
3.CDドライブと改造  
Premium2U/JPB
   PLEXTORは、長野のシナノケンシが最後のCD−Rドライブとして作った究極のドライブである。
ホームページではまだ発売中となっているが、ネットで調べても販売終了的な内容が多い。発売中止になりました! 2010/7/30
色々調べてネット通販で入手することが出来ました。
アプリケーションソフトも色々付いていて便利です。
 購入した音楽CDの元データを測定した物が上のグラフです。
普通のCDで、数値的には悪くない値です。
このCDをPremium2U/JPBを使用してCDRに書き込みを行いました。
下のグラフがCDRに書き込んだ物を測定したものです。
CDRには、That’sの700MBのCD−Rを使用しました。
          (太陽誘電)
 Premium2U/JPBによる4倍速(低速記録)による音楽CDのコピー機能を利用しておこないました。
結果は、見ての通りで非常に優れたCDを作る事ができます。
これは一例ですが、数枚書き込みを行いましたが同様なCDを作る事が出来ました。
メデイアとの相性もあるのですべてがこれほど良好な値になるわけではありません。
改造
   オーディオのCDプレイヤーの改善と同様の検討をして行こうと思います。
  1.振動を抑える。
  2.電源強化。
  3.内部発振器の精度を上げる。
4.寿命  
 製品の寿命を調べる方法として加速試験という方法が一般的に採用されています。温度や湿度を高くすることにより評価時間を短縮させる方法ですが、CDは、DVDやブルーレイなどと異なりポリカーボネイト基板の片面にアルミなどの金属をつけた構造になっていて温度によりバイメタルのようにそりが生じて加速評価が難しくなっています。
DVDの評価結果として一般に公開されているデータが「デジタルコンテンツ協会」のホームページにアップされていますので興味のある方は参考にしてください。
TDK CD−R74 国内製
   10年前に購入しCD2枚をコピーした物を Premium2U/JPBとPlexToolsを使用してエラーレートの測定をしてみました。
保存状態は、他のオーディオCD同様部屋に普通に立てかけていました。
当然太陽光が直接あたるような場所には置 いていませんがそれほど注意して保存していたわけではありません。
初期状態がどうであったかわかりませんが現状データーから見て問題ない状態です。
このCD−Rは今販売されている物と比べて非常に濃いブルーをしています。
アゾ系の有機色素を使用しているかもしれません。
   2010/7/30 UP
   
   

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