USBオーディオ
1.USB−DAC一号機  
  UAC3552Aを使用
 この商品は、秋月にて結構前から販売されているもので今では700円で購入できる物です。
どうも一緒に乗っているデジタルパワーアンプのTA1011Bの評判が良いみたいですが、今回私はUAC3552Aをメインとして使用する改良を試みることにしました。
   
  この基板は、電源をLTC1735により12Vに 昇圧させてパワーアンプに供給している。
 また、UAC3552Aに対しては、78M05のシリーズレギュレータにより5Vにして繋げている。
 この構成では、特に78M05での発熱が大きいように思います。ノイズ源を減らすためにも電源は、スイッチング電源をやめて外部からの供給を考えます。
 パワーアンプは必要ないのでもったいないですが、取ってしまいます。
 つまりUAC3552A周辺以外は、取り除いてしまいます。
 
 上の回路図は、DACの出力を外付けのパッシブフィルターを通して、ヘッドフォンアンプまで構成する案となります。
UAC3552Aの仕様を見ると、FOUT出力が、右のようになっています。つまりDACの出力にI/V変換回路が入って電圧出力になっていることがわかります。
そこで外付けの回路で直列に2.2kを入れてV/I変換をした信号をLCのパッシブフィルターに通してその後にオペアンプによるI/V変換をもう一度行うように構成しました。下図に回路を示します。
 
 
 最近の基板は当然チップ部品で製作されていますが、一つ気になるのはアナログ(オーディオ)信号系に使われているコンデンサです。
積層セラミックコンデンサは高周波に対して性能が優れていますが、電圧係数,温度係数,ピエゾ効果などにより特に低域で歪みが大きくなる問題があります。
小型化が必要な場合は、耐圧の高い温度特性の広い(X7R)積層セラミックコンデンサを選ぶのが良いようです。今回は、それほど小型化を狙っていないのでフィルムコンデンサを使用することにします。
  主な使用部品
 
●コイルの作成
   FT82#43のコアに50ターンほどポリウレタン線を巻くと約1.5mHのコイルが出来ます。
実際には、作成し測定しながら調整します。
 
OPA2134
   FET入力のオペアンプで低電圧で動作するので最近エフェクタに使っています。今回は、LCフィルターの後のI/Vアンプとヘッドフォンアンプに採用します。
 
TA4805S
   東芝製の5V低飽和型レギュレータです。
入出力間電圧を小さく設定出来るので、レギュレータでの電力損失を少なくする事ができ発熱を抑えることが出来ます。
   ●水晶発振器
  電源回路
 ロジック用電源の5Vは、専用にTA4805Sという低飽和型電源(Vcc1)を使用します。
DAC部分のアナログ電源もTA4805Sを別に用意します。(Vcc2)出力のオペアンプの電源にも+電源に使用し−電源は、ディスクリートで−5V(Vee)を作りました。この構成で−電源も−54dBほどのリップルリジェクション(シミュレーションレベル)が得られています。
  
  発振回路
 
 水晶発振回路は、ディスクリートで構成する。
CMOSインバーターによる発振回路は、電源変動やノイズによるジッター発生に弱いのでこの回路を追加することとした。
電源も専用にして同一基板に組み込んでいる。
  2012/6/30
2.USB−DAC二号機      2013/4/6 UP
  高性能DAC
 最近は、ヘッドフォンとUSBオーディオがよく売れているようで色々な製品が出回っています。音質を重視した高性能DACを作ってみようと思い検討を始めました。
  主な使用部品
 
Monitor−03USD
   色々ネットで見ていて気になった製品がこれです。実際どの程度の性能かわかりませんが、MUSILAND社より最大32Bit/384KHzフォーマットでのデジタル信号出力をサポートし1ppmの超高精度クロックを搭載というスペックです。
この製品を利用して出力にDACをつけてやれば簡単に高性能USB−DACができそうです。
 
 PCM1794
 DACはやはりCS8416とPCM1794の組み合わせがベスト。入力切り替えを利用すれば、USB以外にCDプレーヤーやDATからの入力も入れることができます。
それぞれしたの写真のようにDIPへの変換基板に付けて使用します。
CS8416
   
 

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