ビオター58mmの改造 |
購入したビオターは最短撮影距離が0.5mで絞り羽根が10枚のタイプで後玉が大きく突き出しているタイプでした。M42の標準アダプタで使うことが出来ますが形状が3種類ほどありEOS用アダプタの場合内部の繰り出しの保護部分がアダプタに当たってしまい無限大までフォーカスすることが出来ませんでした。
そこでぶつかる部分を乱暴ですが、削ってしまうことにしました。
基本的にM42のレンズは改造なしでアダプタを使用して取り付けができますので古いレンズを低価格で購入して楽しむのが良いと思います。
古いレンズは一般的に色々収差などが今のレンズよりありそれが独特の味を表現させたりしています。 |
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ヤスリは、400番以上のある程度細かいものを使用し、内部にアルミの粉が入らないように厚手のビニールとセロテープで蓋をします。このレンズは、アルミ合金製ですのでそれほど大変ではありません。
ゆっくり平らに削って行き、無限大までフォーカスすることを確認出来たら完成です。
白い輪のように見える部分が削った場所。6mmぐらい削りました。 |
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ペンタックスKPにM-42アダプターを付けて撮影。
このビオター は0.5mまで近づけるのである程度拡大することも可能です。
KPを使用しているので35ミリ換算で87mmのレンズになります。 |
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ツアイスレンズをEOSに付ける |
コンタックス用のツアイスレンズをフルサイズのEOSに取り付けようとするとミラーボックス千渉がおこります。製品のバラツキも含めると色々な問題がありそうです。
ネットを見ているとカメラによっても違いがあるのでレンズを改造される場合は個人の判断で行ってください。
お店で改造してもらえる所もありそうですが、結構費用がかかるので私の場合はノギスで寸法を測りながら削ることにより千渉しないように改造しました。
カメラはEOS_6Dが千渉の度合いが少なそうなのでこのカメラで使用可能となればOKとしています。 |
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1.マクロプラナー60mm |
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持っているレンズはドイツ製のマウントがシルバータイプの物です。絞りレバーのガードがミラーボックス内にあたりますのでレンズアダプターから8mmになるまで削ります。
左の写真が緑の円で示したところを削った物です。 |
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2.ゾナー180mm |
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60mm同様にドイツ製の胴体がスリムになったタイプです。
絞りレバーのガードピンを削ることで使えます。左の写真はアダプターを付けた状態の物でマウントは180mm同様シルバーです。
レンズによっては対角線上にある突起部が当たることもありそこは7mm程に抑える必要があります。
作業をする時はレンズ内部に削った粉が入らないようにビニールで囲います。 |
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3.プラナー85mm |
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85mmプラナーもドイツ製ですがEOS6Dには改造しなくても使用可能でした。
左の写真のようにすべてが反射防止の黒色でコーティングされています。(初期タイプと思われます) |
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4.プラナー50mm・ゾナー135mm |
この2つのレンズは、日本製で改せずに取り付けることができました。 |
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レンズアダプター |
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レンズアダプターは、日本製のハンザの物を購入して使用しています。やはり加工精度がしっかりしていて安心感があります。現在は海外製の製品が1/4ぐらいで購入可能なので選択幅が広がっています。
EOS−コンタックスの物とEOS−M42を購入して使用しています。 |
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